ドイツ全原発廃止の閣議決定と社民党の「脱原子力・自然エネルギー転換アクションプログラム」

世論調査から分かるドイツの全原発廃止の閣議決定は国民の意識の反映と脱原発の民意の受け皿となったドイツの「みどりの党」の役割を期待する日本の「社民党」

6月6日、ドイツ政府は2022年までに国内の全ての原発を廃止することを閣議決定しました。ドイツの脱原発の流れの影には、反原発の民意の受け皿になった「みどりの党」の選挙での大躍進があります。脱原子力・自然エネルギー転換アクションプログラム提案している「社民党」に、ドイツの「みどりの党」の役割を期待したいです。

【ドイツ 全原発廃止を閣議決定】

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原子力政策の見直しを進めていたドイツ政府は、2022年までに国内のすべての原発を廃止することを盛り込んだ、新たなエネルギー法案を閣議決定しました。

ドイツのメルケル政権は、6日、今後の原子力政策を含む新たなエネルギー法案を巡り閣議を開きました。この中で、17基ある国内の原発のうち、福島第一原発の事故のあと安全点検のため運転を一時停止させている原子炉など8基については、このまま廃炉にし、残りも段階的に運転を停止させて、2022年までにはすべての原発を廃止することを決めました。

また、総発電量の22%を占める原発に替わるエネルギーとしては、当面、石炭やガスによる発電量を増やすほか、自然エネルギーの割合を現在の17%から2020年までに35%に引き上げるとしています。

メルケル政権は、エネルギーの安定確保のためとして原発の維持を主張してきましたが、福島第一原発の事故を受けて世論が反原発へと一気に盛り上がり、前の政権が掲げていた脱原発の政策に再び転換することを余儀なくされました。

法案はこのあと議会で審議され、来月までに承認される見通しです。福島第一原発の事故のあと、主要8か国の中で脱原発政策を決定したのはドイツが初めてです。(6月6日 20時2分NHK NEWSweb)』

日本で起きた東電福島第一原発事故を受けて、当事国でないドイツがいち早く原発撤廃する決定をしたのは画期的です。その影にはドイツ国内でのみどりの党の躍進があります。みどりの党の主張は、反原発と自然エネルギーの推進、反核兵器・反軍国主義、反消費社会と循環型社会などの環境政策です。

ただし、現在のドイツの実情は、電力の80%を原発に依存しているフランスから大量の電力を購入しています。この問題をクリアしていくこともケルメル政権にとっては重要な課題となります。ドイツのみどりの党と同じ色合いの日本の政党が社民党です。社民党は以下の「脱原子力・自然エネルギー転換アクションプログラム」を提唱しています。

【脱原子力・自然エネルギー転換アクションプログラム】

社民党は国政レベルで唯一、「脱原子力政党」として原発の危険性について指摘してきた。新しい原発はもう建設せずに代替エネルギーの開発を進めながら、段階的に「脱原発」をめざす。原子力政策・エネルギー政策を転換することで、これからの未来社会を展望したい。

1.福島第一原子力発電所事故の一刻も早い収束

・事故情報の徹底開示、我が国と世界の総力を動員して事故の早期収束に全力
・放射能モニタリング(空気、水、土壌、食品)の広域・網羅的展開
・実測および予測データに基づく避難区域・避難対策の全面な見直し、20~30キロ圏の早期の完全退避
・予防的な視点に立ち、被曝被害の最小化、万一に備えた広域避難体制の構築など、最悪の場合に備えた対応を検討
・被曝被害者の長期追跡・ケア体制の構築
・食品や水道水等の規制を緩和しないようにし、食品や飲料水など「食の安全」を確保
・農畜産物、水産物の風評被害拡大防止と完全補償
・東京電力の全賠償責任と原発埋蔵金(再処理積立金約3兆円など)の活用

2.安全・安心確保のために原子力施設の停止

・福島第一原子力発電所の廃炉決定
・中部電力・浜岡原子力発電所、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所をはじめ地震や津波被害の危険性が極めて高い原子力施設を、廃炉を視野に即時停止
・老朽化が指摘される原子力施設は、延命させずに当初の設計寿命もって廃炉
・中国電力・上関原子力発電所をはじめ新規の建設・増設計画をすべて凍結
・事故の相次ぐ高速増殖炉もんじゅや、六ヶ所村核燃料再処理施設を停止
・プルサーマル計画撤回
・原子力施設・技術の海外展開計画をすべて凍結

3.原子力安全規制行政の大胆な改革

・事故の事後処理については、経産省・資源エネルギー庁任せにせず、政治主導で行う
・事後の福島第一原発事故の徹底検証のために、情報保全を確実にするとともに、経済産業省原子力安全・保安院、原子力安全委員会、東京電力から独立した事故調査・検証委員会を、事故収束後速やかに設置し、事故の構造的な要因を徹底的に洗い出す
・原発震災を防げなかった既存の原子力安全行政を抜本的に見直し、原子力安全・保安院を経済産業省から切り離し、原子力安全委員会と統合して独立性の高い安全規制機関に改組(日本版NRCの設立)

4.脱原発社会へ

 原発の大規模新設を前提とする既存の原子力・エネルギー政策路線は完全に非現実的であり、原子力・エネルギー政策を抜本的に見直し
・既存の閉鎖的なエネルギー政策機関(原子力委員会・資源エネルギー庁・総合資源エネルギー調査会)の廃止と、環境視点で開かれたエネルギー政策機関の設置
・発送電の分離・全国一体の送電会社の創設と電力市場の抜本的改革
・自然エネルギーとエネルギー効率化(総量削減)を新しいエネルギー政策の柱に
・すべての原子力施設を停止したうえ、国民参加の論議の枠組みを作って国民的な議論を行なったうえ原子力政策を見直す
・大口需要の抑制
・ライフスタイルの見直し
・省エネルギー・総量削減政策の徹底
・脱原発社会をめざし、太陽光、風力、バイオマス、小水力、地熱などの自然エネルギーの利用拡大に向けて、大胆な転換
・2020年30%、2050年100%の自然エネルギー普及目標と実効的な支援政策導入(社民党OfficialWebSite)』

【原発反対、日独中韓で増 日本は初めて多数に 世論調査】

東京電力福島第一原発の事故を受け、朝日新聞社は今月、日米仏ロ韓独中の7カ国で世論調査を実施、事故への見方や原発に関する意識を探った。原子力発電の利用について、賛成が反対より多いのは米国とフランス。韓国と中国では拮抗(きっこう)し、ドイツ、ロシア、日本では反対が多数を占めた。日本は、事故後3回目の調査で初めて反対が賛成を上回った。

対象国は、世界の主要原発国と、建設中の原発が最も多い中国を選んだ。原発の利用で、米国は賛成55%、反対31%、フランスは51%、44%と賛成多数になった。これに対し、ロシアは賛成36%、反対52%、日本は34%、42%。「脱原発」を進めるドイツは、反対81%が賛成19%を大きく引き離している。

日本は、4月16、17日の調査で賛成50%、反対32%だったが、今月14、15日の前回調査で賛成43%、反対36%と差が縮まり、今回初めて逆転した。(2011年5月26日3時1分asahi com(朝日新聞社)』

浜岡原発の稼動停止を実行させた日本の菅首相は事実上の退陣を表明しています。政権与党の民主党も野党の自民党は、これまで原発推進の流れできていました。野党の中でも、社民党はこれまで一貫して原発に反対してきました。

朝日新聞社での原発についての世論調査では、日本の原発反対の流れは大きくなっていますが、ドイツ国民の反原発意識に比べるとまだまだ小さいです。ドイツの原発廃止の決定は、基本的には民意が反映された結果だということが示されています。

社民党には脱原発を政策の柱として、より広く訴えていってもらいたいです。ドイツのように、原発事故の当事国として日本の全原発が廃止されることを一刻も早く実現したいです。最終的には、原発廃止への道は国民ひとり一人の意識と行動に掛かっています。

☆原子力安全委員会が国民の意見を募集しています。国民ひとり一人が原発に対する自らの考えや意見を伝えることで、新しい日本と次世代の世界への流れを創っていきましょう!
☆内閣府原子力委員会「国民の皆様からの意見募集について」http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm

☆7月大阪出張ヒプノセラピー個人セッション受講者募集中!7月大阪出張ヒプノセラピー個人セッションのご案内(7/22-24 大阪市)New!
☆7月仙台出張ヒプノセラピー個人セッション受講者募集中!7月仙台出張ヒプノセラピー個人セッションのご案内(7/29-31 仙台市)New!

☆魂の覚醒をサポートするための4回セッションのヒプノセラピープログラム「魂の覚醒コース」☆ヒーリング・ヒプノセラピー・プログラム「魂の覚醒コース」のご案内New!
☆魂の覚醒をサポートするための2回セッションのヒプノセラピープログラム「魂の覚醒コンパクトコース」☆ヒーリング・ヒプノセラピー・プログラム「魂の覚醒コンパクトコース」のご案内New!
☆魂の癒しと覚醒のためのヒプノセラピー、リニューアル! ⇒☆ヒプノセラピーセッションのご案内New!

<過去の関連記事>
原発反対の表明をした首長と浜岡原発稼動停止の緊急性
孫正義さん、脱原発と自然エネルギーへの転換を熱く語る。
脱原発への世界的潮流をリードするオーストラリアとドイツの2人の女性首相
原発の稼動を停止させるにはどうしたら良いのか?

いつも応援ありがとうございます!これからもアセンションという地球の大変革の流れに沿って、原発廃止のための運動を広め、必要な情報をご提供していきます!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ ブログランキング
いつも最後までお読み下さりありがとうございます。応援よろしくお願いいたします。

テーマ : 気付き・・・そして学び ジャンル : 心と身体

カテゴリ : 脱原発 タグ : ヒプノセラピースピリチュアルライフ原発廃止脱原発ドイツみどりの党社民党自然エネルギーアクションプログラム世論調査

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ ブログランキングヒプノセラピー 精神世界サイトランキング
スピリチュアルライフへようこそ!
湘南葉山のヒプノセラピールーム「ヒプノセラピー スピリチュアルライフ」へのご訪問、ありがとうございます。

地球は闇から光へのシフトを迎えています。自然も人も輝く姿になる時に来ています。闇の時代が終わり、光の時代の始まりです。

ヒプノセラピーという自分の内なる旅を通して、光という真実を広めて行き、本質である光輝く自分になる覚醒のための気づきやヒントをご提供していきます。
ヒプノセラピーについて
ヒプノセラピーは本当の自分を思い出していくセラピーです。エネルギーの素晴らしい葉山でのヒプノセラピーは光につながるために適した環境と言えます。

スピリチュアルライフでは、クライアントの方が見えない大切なものに気づき、光輝いて人生を歩むことができるようサポートすることを目的としています。

ヒプノセラピーは、外側に答えを求める自分から内側に答えを求める自分になる、本質に目覚めるための素晴らしいツールです。

自分と対話するヒプノセラピーを通じて、クライアントの方がより自由になり、自分の幸せに向かって行動できるようになることを心がけています。

闇の自分から光の自分に変わる時に来ています。一人ひとりの方が自分の本質を開き、光輝く自分になることが、光輝く地球ににつながります。

ヒプノセラピーによって、多くの方が魂の癒しが訪れて、覚醒という本当の自分になることで、喜びに溢れた光の道を歩んでいかれるよう願っております。
プロフィール

Archangel2012

Author:Archangel2012
岩本義明(いわもとよしあき)

・スピリチュアルライター
・ヒプノセラピスト
☆プロフィール詳細

ヒプノセラピーメニュー
スピリチュアルライフのヒプノセラピーは「私たちの魂は永遠であり、魂の成長のために肉体を持って地球に生まれて来ている」というスピリチュアルな観点を取り入れております。

自分の本質である魂の声に気づき、自分の役割と使命に目覚め、魂の喜びと覚醒のためのヒプノセラピーセッションをご用意しております。

出張ヒプノセラピー
神戸市にてヒプノセラピー個人セッションを行います。関西地方および近隣の地域の皆様のお申込みをお待ちしております。

輝く地球・光の講座(レベル1)
地球を光輝く星にしたいという志を持つ方のための講座です。自分が輝いて、光を広げて行くことを目的にします。
輝く地球・光の講座(フォローアップ)
お話会
ヒプノセラピーと光のワークの経験から得た気づきや情報を取りまとめ、人の覚醒や土地の本質を開く光のことについてお話をいたします。
メールフォーム
お名前を明記の上、お申込みやご質問などにお使いください。

名前:
メール:
件名:
本文:

お申込み & お問い合わせ先
スピリチュアルライフ

携帯:080-5065-0126
E-mail:yoiwamo@yahoo.co.jp

お名前を明記の上、お気軽にお問い合わせください。
ブログ「光輝く地球はそこに」
新しい地球に向けた光のワークの旅紀行。光を降ろして行う霊山、聖地、神社仏閣の封印解除と統合。土地が開かれ、自然が煌めく、光輝く地球はもうすぐそこです。
ブログ「輝くあなたを取り戻して」
ヒプノセラピーや光のワークで与えられたメッセージや気づきをまとめ、覚醒するための大切なものを分かりやすくお伝えします。あなたが本来の輝きを蘇らせる一助となれば幸いです。
ブログランキング
応援ありがとうございます!広く情報発信していくために下記ランキングサイトも応援して頂けると嬉しいです!
カテゴリ
月別アーカイブ
スピリチュアルライフ リンク
ブログ村PVランキング
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード