「楽しく生きてください」
「お母さんが怖かった。辛かった。大人の人に逆らえないのは、その時生きるため。子供の時、抱っこされたことがない。幼い頃の自分は、引込み思案。周りを良く観察している子供。のんびりしていて天真爛漫。」
ヒプノセラピーの中でクライアントの紀子さんは、幼少期に遡って幼い自分を思い出しました。お母さんが怖かったことや嫌な思いをした男の人に逆らえなかったという記憶が蘇って来ました。「いつも笑っている顔が可愛いから楽しく生きてください」とメッセージを与えられたのです。

○幼いあなたは、どんな所にいますか?
-部屋にいる。
○どんな服装をしていますか?
-白い靴下。水色のワンピースを着ている。
○髪型はどんな感じですか?
-おかっぱ頭。
○何歳くらいですか?
-4~5歳くらい。
○どんな表情ですか?
-こわばっている。
○幼いあなはた部屋で何をしていますか?
-人を見上げている。お母さん。
○幼い頃の一番楽しかった場面を思い出してください・・・どんな場面が浮かびますか?
-お風呂に入っていて、5人で入っている。家族で入っている。
○その時、あなたは何歳ですか?
-6歳くらい。
○家族でお風呂に入っていて、どんな気持ちですか?
-お父さんも、お母さんもニコニコしている。狭いお風呂だけども5人で入っている。
○幼い頃、あなたが一番悲しい思いをしている場面を思い出してください・・・どんなイメージが浮かびますか?
-とても緊張感がある。父さんの友達がいる・・・妹が嫌がっている。周りにある物をぶつけて怖がらせている。身の危険を感じる。自分の次に妹が体を触られる。身を守るために受けるんだと選択した時。本当は止めて欲しかった。望んではいなかった。
○あなたは、どんな気持ちでしたか?
-恐怖心と屈辱感。
○次に、お花畑をイメージしてみてください・・・どんな花が咲いていますか?
-小さい黄色い花。周りは草原で、そこに1輪咲いている。
○幼いあなたは何をしていますか?
-花を見て喜んでいる。
○大人のあなたが幼いあなたを抱きしめてあげてください・・・どんな表情ですか?
-ニコニコしている。穏やかな感じ。
○幼いあなたが欲しい物は何ですか?
-ドラえもん。
○本物のドラえもんに来ました・・・幼いあなたはどんな感じですか?
-楽しくドラえもんの歌を歌っている。
○幼いあなたがしたいことは何ですか?
-歌っていたい。ドラえもんの歌を歌っていたい。
○それでは、大人のあなたが幼いあなたとお話してみてください・・・どんな話をして来ましたか?
-お母さんが怖かった。辛かった。大人の人に逆らえないのは、その時生きるため。甘えてくることをして、私は子供の時、抱っこされたことがない。
○幼いあなたは、大人のあなたに対して、何か言いたことはありますか?
-楽しく生きてください。いつも笑っている顔が可愛いから、そうしていてください。
○今のあなたは、幼いあなたが伝えてくれたメッセージに対して、何と言いますか?
-ありがとう。
○幼い頃のあなたは、どんな子供でしたか?
-引込み思案。周りを良く観察している子供。のんびりしていて、天真爛漫。
ヒプノセラピーの中では、クライアントの方が幼少期に退行して、幼い頃の自分を思い出すことをします。一般的には、クライアントの方の「インナーチャイルドを癒す」ために、幼少期への退行は行われます。しかし、大事なのは自分の本質を思い出すことです。
多くの方は、幼い頃、全然、怖がらないで何でも出来た自分でだったことがあるでしょう。いつも楽しいことを探して、動き回っている姿こそが、私たちの本来の姿なのです。本来の自分が光の自分です。幼い頃の自分は、楽しいことが分かっていました。
楽しいと心で感じることができたのです。幼い頃の自分は感覚で生きていました。しかし、私たちは、幼い子供から大人へと成長していく過程で、頭で考えて生きるようになります。自分の感覚をストレートに行動に移すのではなく、頭で考えて行動するようになります。
頭で考えても楽しいことは分かりません。楽しいとは感じることだからです。人間は、思考で生きるようになると楽しいことが分からなくなります。いつの間にか、光が分からない暗闇の世界に入って行くのです。私たちは、思考という暗闇のトンネルの中で、色々な闇の経験をして行きます。
思考を使う故に、我慢することができます。だから、苦しいことや辛いことという闇の経験ができるのです。現在のクライアントの方の状態が、ヒプノセラピーの中の幼い子供に反映されます。幼い子供の表情が笑顔かどうかがポイントになります。
いずれにしても、クライアントの方が、幼い頃の自分の感覚を思い出してもらうことが重要になります。クライアントの紀子さんの場合、「身を守るために、恐怖感と屈辱感を持った」という非常に辛かったことを思い出しました。紀子さんにとって、深い闇の経験でした。
しかし、「楽しくドラえもんの歌を歌っている」という光の経験の記憶も思い出しました。「楽しく生きてください。いつも笑っている顔が可愛いから、そうしていてください」と幼い自分からメッセージを与えられました。幼い自分からのメッセージではなく、自分の本質からの言葉のようです。
紀子さんは、幼い頃の自分を、「引込み思案。周りを良く観察している子供。のんびりしていて、天真爛漫」と振り返りました。天真爛漫でいることが大切です。そのためにも、紀子さんにとって、「笑顔で楽しく生きる」ことが今の人生のキーポイントとなるのです。
<過去の関連記事>
○「天真爛漫でいることが大事」と伝えられたヒプノセラピー
○「笑って日本を支える」と伝えられたヒプノセラピー
○「今を抱きしめて生きる」
<お知らせ>
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いつも最後までお読み下さりありがとうございます。応援よろしくお願いいたします。
ヒプノセラピーの中でクライアントの紀子さんは、幼少期に遡って幼い自分を思い出しました。お母さんが怖かったことや嫌な思いをした男の人に逆らえなかったという記憶が蘇って来ました。「いつも笑っている顔が可愛いから楽しく生きてください」とメッセージを与えられたのです。



○幼いあなたは、どんな所にいますか?
-部屋にいる。
○どんな服装をしていますか?
-白い靴下。水色のワンピースを着ている。
○髪型はどんな感じですか?
-おかっぱ頭。
○何歳くらいですか?
-4~5歳くらい。
○どんな表情ですか?
-こわばっている。
○幼いあなはた部屋で何をしていますか?
-人を見上げている。お母さん。
○幼い頃の一番楽しかった場面を思い出してください・・・どんな場面が浮かびますか?
-お風呂に入っていて、5人で入っている。家族で入っている。
○その時、あなたは何歳ですか?
-6歳くらい。
○家族でお風呂に入っていて、どんな気持ちですか?
-お父さんも、お母さんもニコニコしている。狭いお風呂だけども5人で入っている。
○幼い頃、あなたが一番悲しい思いをしている場面を思い出してください・・・どんなイメージが浮かびますか?
-とても緊張感がある。父さんの友達がいる・・・妹が嫌がっている。周りにある物をぶつけて怖がらせている。身の危険を感じる。自分の次に妹が体を触られる。身を守るために受けるんだと選択した時。本当は止めて欲しかった。望んではいなかった。
○あなたは、どんな気持ちでしたか?
-恐怖心と屈辱感。
○次に、お花畑をイメージしてみてください・・・どんな花が咲いていますか?
-小さい黄色い花。周りは草原で、そこに1輪咲いている。
○幼いあなたは何をしていますか?
-花を見て喜んでいる。
○大人のあなたが幼いあなたを抱きしめてあげてください・・・どんな表情ですか?
-ニコニコしている。穏やかな感じ。
○幼いあなたが欲しい物は何ですか?
-ドラえもん。
○本物のドラえもんに来ました・・・幼いあなたはどんな感じですか?
-楽しくドラえもんの歌を歌っている。
○幼いあなたがしたいことは何ですか?
-歌っていたい。ドラえもんの歌を歌っていたい。
○それでは、大人のあなたが幼いあなたとお話してみてください・・・どんな話をして来ましたか?
-お母さんが怖かった。辛かった。大人の人に逆らえないのは、その時生きるため。甘えてくることをして、私は子供の時、抱っこされたことがない。
○幼いあなたは、大人のあなたに対して、何か言いたことはありますか?
-楽しく生きてください。いつも笑っている顔が可愛いから、そうしていてください。
○今のあなたは、幼いあなたが伝えてくれたメッセージに対して、何と言いますか?
-ありがとう。
○幼い頃のあなたは、どんな子供でしたか?
-引込み思案。周りを良く観察している子供。のんびりしていて、天真爛漫。
ヒプノセラピーの中では、クライアントの方が幼少期に退行して、幼い頃の自分を思い出すことをします。一般的には、クライアントの方の「インナーチャイルドを癒す」ために、幼少期への退行は行われます。しかし、大事なのは自分の本質を思い出すことです。
多くの方は、幼い頃、全然、怖がらないで何でも出来た自分でだったことがあるでしょう。いつも楽しいことを探して、動き回っている姿こそが、私たちの本来の姿なのです。本来の自分が光の自分です。幼い頃の自分は、楽しいことが分かっていました。
楽しいと心で感じることができたのです。幼い頃の自分は感覚で生きていました。しかし、私たちは、幼い子供から大人へと成長していく過程で、頭で考えて生きるようになります。自分の感覚をストレートに行動に移すのではなく、頭で考えて行動するようになります。
頭で考えても楽しいことは分かりません。楽しいとは感じることだからです。人間は、思考で生きるようになると楽しいことが分からなくなります。いつの間にか、光が分からない暗闇の世界に入って行くのです。私たちは、思考という暗闇のトンネルの中で、色々な闇の経験をして行きます。
思考を使う故に、我慢することができます。だから、苦しいことや辛いことという闇の経験ができるのです。現在のクライアントの方の状態が、ヒプノセラピーの中の幼い子供に反映されます。幼い子供の表情が笑顔かどうかがポイントになります。
いずれにしても、クライアントの方が、幼い頃の自分の感覚を思い出してもらうことが重要になります。クライアントの紀子さんの場合、「身を守るために、恐怖感と屈辱感を持った」という非常に辛かったことを思い出しました。紀子さんにとって、深い闇の経験でした。
しかし、「楽しくドラえもんの歌を歌っている」という光の経験の記憶も思い出しました。「楽しく生きてください。いつも笑っている顔が可愛いから、そうしていてください」と幼い自分からメッセージを与えられました。幼い自分からのメッセージではなく、自分の本質からの言葉のようです。
紀子さんは、幼い頃の自分を、「引込み思案。周りを良く観察している子供。のんびりしていて、天真爛漫」と振り返りました。天真爛漫でいることが大切です。そのためにも、紀子さんにとって、「笑顔で楽しく生きる」ことが今の人生のキーポイントとなるのです。
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テーマ : セラピー&ヒーリング ジャンル : 心と身体
カテゴリ : 遠隔ヒプノセラピー タグ : ヒプノセラピースピリチュアルライフ楽しく生きる笑顔天真爛漫幼少期本質癒す記憶インナーチャイルド